育自力
「育自力」はコミュニケーションを通して、自己解決力を高めることを目的としたプログラムです。
人生で出会うさまざまなできごとは、「発達好機」であり、ひとりの人間として成長するための素晴しいチャンスとなります。
そのことを理解し、参加者同士、ファシリテーターとのコミュニケーションを通しながら、一人ひとりが自己解決力を身につけていくための、継続的プログラムです。
方法と効果
- ファシリテーターと共にテキストに沿って進めますので、初めての方や人前で話すのが苦手な方も安心して話せます。
- 傾聴、受容、共感を繰り返し学び身につけることで、コミュニケーション力を上げることができます。
- 考える、書く、聞く、話す、待つなどの作業を繰り返し、自己解決力を高めるための習慣づけをします。
特徴
- 主体性:ファシリテーターの補助のもとに参加者が主体となって進めます。
- 公平性:参加者全員が公平に安心して会話に加われます。
- 交 流:立場、年齢、性別に関わらず参加できます。
- 気づき:会話の中で穏やかな気づきや新たな知識、経験の共有を得られます。
- 自 信:一人ひとりの考え方や表現の違いを認め合い価値観の再構成をすることで、自分に自信が持てます。
- 権 利:子どもの権利、人間の権利を尊重する意識が芽生えます。
- 育自力:表現力、想像力、洞察力、包容力、忍耐力が養われ、自己解決力を得られます。
本講座の開発目的
核家族化、都市化、生活格差、価値観の多様化、情報の氾濫などによる近年の社会的ストレスの中で、周囲とのコミュニケーションが薄れ、社会問題は増加しています。これらの問題解決の一助となることを目的とし、本講座を開発しました。
開発者
有北いくこ(NPO法人ままとんきっず理事長)
植田 洋子(日本心理学会認定心理士・THP心理相談員)